じんましんや湿疹などの皮膚の痒みや、鼻水などに処方されるのがポララミンシロップです。

ポララミンシロップについて味や小児用量についてまとめました。

なお、ポララミンの作用機序(メカニズム)や効能・効果はこちらにまとめています。

ポララミン錠(クロルフェニラミン)作用機序・妊娠・授乳中の服用

 

ポララミンシロップはオレンジアプリコット(アンズ)の香料が含まれていて、甘い味がついています。

有効成分

ポララミンシロップには1ml中にd-クロルフェニラミンマレイン酸塩が0.4mg入っています。

用法・用量(子供・成人)

ポララミンシロップの用法・用量は下記の通りです。

d-クロルフェニラミンマレイン酸塩として、通常、成人には1回2mg(ポララミンシロップとして5ml)を1日1~4回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。

子供についての用法・用量は明確に定められていませんが、アメリカでの用法・用量は下記のように定められています。

年齢用法・用量
12歳まで1日0.15mg/kgを4回に分割
頓服の場合
2歳〜5歳
1回0.5mgを4〜6時間間隔
頓服の場合
5歳〜12歳
1回1mgを4〜6時間間隔

 

Children up to 12 years of age: Oral, 150 mcg (0.15mg) per kg of body weight or 4.5 mg per square meter of body surface per day, in four divided doses or for

Children 2 to 5 years of age: Oral, 500 mcg (0.5mg) every four to six hours as needed.

Children 5 to 12 years of age: Oral, 1mg every four to six hours as needed.

引用元 ポララミンシロップ インタビューフォーム

なお、低出生体重児、新生児には投与はできません。

ジェネリック医薬品

ポララミンシロップには薬価の安いジェネリック医薬品が存在します。

  • d-クロルフェニラミンマレイン酸塩シロップ0.04%「ツルハラ」
  • d-クロルフェニラミンマレイン酸塩シロップ0.04%「トーワ」
  • アニミングシロップ0.04%

添加物は先発品と違いはありますが、有効成分や効能・効果は同じとなっています。