保湿目的で処方される医療用医薬品にヒルドイドローションとビーソフテンローションがあります。

それぞれの違いについてまとめてみました。

ヒルドイドローションのジェネリック医薬品

ヒルドイドローションの薬価の安いジェネリック医薬品がビーソフテンローションです。

添加物に違いがありますが、有効成分、効能・効果は全く同じとなっています。

有効成分・添加物の違い

薬品名 有効成分
ビーソフテン
ローション
1g中ヘパリン類似物質3.0mg
ヒルドイド
ローション
1g中ヘパリン類似物質3.0mg

 

薬品名 添加物
ビーソフテン
ローション

カルボキシビニルポリマー
ヒプロメロース
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン グリコール
1,3-ブチレングリコール
グリセリン
トリエタノールアミン
パラオキシ安息香酸メチル
パラオキシ安息香酸プロピル

ヒルドイド
ローション
グリセリン
白色ワセリン
スクワラン
セタノール
還元ラノリン
セトマクロゴール 1000
モノステアリン酸グリセリン
パラオキシ安息香酸エチル
パラオキシ安息香酸プロピル
カルボキシビニルポリマー
ジイソプロパノールアミン 

 

しっとりするのがヒルドイドローション

ヒルドイドローションとビーソフテンローションは添加物に違いがあるため、見た目も異なってきます。

ヒルドイドローションは乳液状、ビーソフテンローションは半透明の化粧水のような外観となっています。

使用感はヒルドイドローションの方がしっとりと感じる方が多いです。

僕も実際に試しましたが、患者さんの感想通りでヒルドイドローションの方がしっとりし、ビーソフテンローションはさらっとしているのが特徴です。

効能・効果は同じ

ヒルドイドローションもビーソフテンローションも効能・効果は同じで下記のとおりとなっています。

皮脂欠乏症、進行性指掌角皮症、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、血行障害に基 づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、血栓性静脈炎(痔核を含む)、外傷(打 撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頸(乳児期)

用法・用量(使い方)は同じ

ヒルドイドローションもビーソフテンローションも用法・用量は同じで下記のとおりとなっています。

通常、1日1~数回適量を患部に塗布する

薬価の違い

2017年時点の薬価です。

薬品名 薬価
ビーソフテン
ローション
9.0
ヒルドイド
ローション
23.7 

50g容器の場合、薬価は

ヒルドイドローション1185円
ビーソフテンローション450円

となり、3割負担だと220円ほどビーソフテンローションの方が安くなります。

ビーソフテンローションを処方してもらう方法?

ヒルドイドローションが処方された場合、薬局でジェネリック医薬品希望といえば、ビーソフテンローションで処方してもらえます。(※ジェネリック医薬品変更不可の処方せんでない場合)

しかし、薬局で在庫がない場合は取り寄せになることがあります。

しっとりとさせたいのであれば、値段は高くなりますがヒルドイドローションがいいでしょう。さらっとさっぱり使用したい場合や、値段を抑えたい場合はビーソフテンローションがいいかと思います。

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