子供の風邪に処方される総合感冒薬が幼児用PLです。

薬局では

「幼児用PLの味は?」
「幼児用PLの飲ませ方は?」

といった質問を受けることがあります。

患者さんから聞かれる質問を中心に幼児用PLについてまとめてみました。

幼児用PL顆粒についての疑問が少しでも解消できると幸いです。

PL顆粒と幼児用PL顆粒の違い

PL顆粒と幼児用PLは配合成分は全く同じで、量を1/6にしたものが幼児用PLです。

熱や鼻水を抑える成分が入っており、咳止めの成分は入っておりません。

1包中に含まれる有効成分量は下記の通りです。

配合成分 PL顆粒 幼児用
PL顆粒
サリチルアミド 270 mg 45 mg
アセトアミノフェン 150 mg 25 mg
無水カフェイン 60 mg 10 mg
プロメタジンメチレンジサリチル酸塩 13.5 mg 2.25 mg

 

幼児用PLの味

少し甘い味でコーティングされていますが、口の中で苦味を感じることがあります。においはありません。

用法・用量

年齢 用法・用量
2~4歳 1回1g(1包)1日4回
5~8歳 1回2g(2包)1日4回
9~11歳 1回3g(3包)1日4回

 

1歳の赤ちゃんに使用できる?

幼児用PLは2歳未満には処方できないことになっています。

2歳未満の乳幼児には投与しないこと。
[外国で,2歳未満の乳幼児へのプロメタジン製剤の投与により致死的な呼吸抑制が起こったとの報告がある。]

引用元 幼児用PLインタビューフォーム

幼児用PLの飲ませ方

そのまま水で飲むか、飲めない場合はオレンジジュース、アイスクリーム、ハチミツに混ぜると飲みやすくなります。水に溶かしたり、ヨーグルトに混ぜると少し飲みにくくなります。

インフルエンザには幼児用PL顆粒飲ませていい?

PLに含まれるサリチルアミドが、アメリカの研究でインフルエンザ時に服用するとライ症候群といわれる死亡率の高い病態と関連性があるとされているため、 15歳未満の水痘,インフルエンザの患者に幼児用PLを原則服用させないこととなっています

ライ症候群:小児において極めてまれに水痘,インフルエンザ等のウイルス性疾患の先行後,激しい嘔吐,意識障害,痙攣(急性脳浮腫)と肝臓ほか諸臓器の脂肪沈着,ミトコンドリア変形,AST(GOT)・ALT(GPT)・LDH・CK(CPK)の急激な上昇,高アン モニア血症,低プロトロンビン血症,低血糖等の症状が短期間に発現する高死亡率の病態である。

引用元 PL顆粒インタビューフォーム

インフルエンザの時の解熱にはアセトアミノフェンの入ったカロナールやコカールが最も適しています。