鼻づまりに処方される点鼻薬がコールタイジン点鼻薬です。

「使い方は?」
「妊婦だけど大丈夫?」
「使い過ぎたらダメ?」

といった内容を薬局で相談されることがあります。

コールタイジン点鼻薬について患者さんから聞かれる質問を中心にまとめてみました。

有効成分(ステロイド・血管収縮剤)

コールタイジン点鼻液1ml中に、血管収縮剤の塩酸テトラヒドロゾリンと、ステロイド薬のプレドニゾロンが配合されています。

有効成分 働き
塩酸テトラヒドロゾリン 1.0mg 血管収縮剤
鼻づまりを改善
プレドニゾロン 0.2mg ステロイド薬
鼻の炎症を抑える 

 

用法・用量・間隔(子供は原則6歳以上)

コールタイジン点鼻液の用法・用量は下記の通りです。

本剤は原則として6歳以上の小児及び成人に用いる。通常成人3~5時間毎に2~3回鼻腔内に噴霧するか、又は2~4滴を鼻腔内に点鼻する。なお、年齢、症状により適宜増減する

子供は原則6歳以上からとなっていますが、まれに6歳未満でも処方されるケースがあります。なお2歳未満の子供には使用はできません。

お子さんに使用する際は、

眠気・注意力の低下・発汗・徐脈・昏睡

の有無がないか観察するようにしてあげてください。

使い方(使用方法)

コールタイジン点鼻液の使用方法について説明します。

※初めて使用する時のみ薬が出てくるまで空噴霧します。

①まず鼻をティッシュでしっかりかむ
②容器を鼻の穴にいれる
③容器を手で押し噴射
④もう片方の鼻にも噴霧
⑤数秒間上を向いて薬が鼻全体に行き渡るようにする
⑥容器をティッシュで拭いて室温で保存

即効性と持続性

コールタイジン点鼻液は使用5分後に効果を実感できる即効性のある薬剤です。
また約5〜8時間作用が持続します。

使いすぎに注意

コールタイジン点鼻液には血管収縮剤が入っています。

この血管収縮剤は長期に使用すると極めて危険で、慢性的な鼻づまりである薬剤性鼻炎を誘発する可能性があります。

コールタイジン点鼻液は必ず用法・用量を守り、長期間の連用は避けるようにしましょう。

薬剤性鼻炎について詳細はこちらにまとめています。

市販の点鼻薬の使いすぎに注意・血管収縮薬の入った薬

妊娠・授乳中の使用

妊婦さんについて製薬メーカーの説明書では「有益性が危険性を上回る場合にOK」となっています。

妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊 娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上 まわると判断される場合にのみ投与すること。

また授乳中については特に注意書きがないことから「授乳を中止することなく使用していい」と指導されるケースが多くあります。

市販薬(コールタイジン点鼻液a)

コールタイジン点鼻液の市販薬としてコールタイジン点鼻液aが販売されています。

中の有効成分と濃度はまったく同じとなっていますが、7歳未満は使用ができません。