疲れ目や、目をすっきりさせたい時によく使われる市販の目薬がサンテFXネオや、サンテFXVプラスです。

爽快感が強いことからドラッグストアでも人気の目薬なのですがサンテFXネオと、サンテFXVプラスの違いについてまとめてみました。

有効成分の違い・比較

サンテFXネオとサンテFXVプラスの有効成分と配合濃度についてまとめてみました。

有効成分濃度作用機序ネオ
ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)0.1%目の組織代謝を活発 
ネオスチグミンメチル硫酸塩0.005%ピント調節改善(疲れ目改善)
タウリン1.0%目の組織代謝を活発
L-アスパラギン酸カリウム1.0%目の組織呼吸を活発
塩酸テトラヒドロゾリン0.05%充血を抑える
クロルフェニラミンマレイン酸塩0.03%炎症・痒みを抑える
イプシロン-アミノカプロン酸1.0%炎症の原因となる物質の産生を抑える

サンテFXVプラスにはサンテFXネオにビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)がプラスで入っていることからVitamin(ビタミン)のVをとってVプラスと名前がついています。

ビタミンB6は目の組織代謝を活発にし目に栄養を与える働きがあります。

その他の有効成分は配合濃度も全く同じとなっています。

効能・効果の違い

下記の通り、サンテFXネオもサンテFXVプラスも効能効果は全く同じです。

 効能・効果
ネオ目の疲れ、結膜充血、目のかゆみ、眼病予防(水泳のあと、ほこりや汗が目に入ったときなど)、紫外線その他の光線による眼炎(雪目など)、目のかすみ(目やにの多いときなど)、眼瞼炎(まぶたのただれ)、ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感
Vプラス目の疲れ、結膜充血、目のかゆみ、眼病予防(水泳のあと、ほこりや汗が目に入ったときなど)、紫外線その他の光線による眼炎(雪目など)、目のかすみ(目やにの多いときなど)、眼瞼炎(まぶたのただれ)、ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感

 

用法・用量(使い方)の違い

サンテFXネオとサンテFXVプラスの用法・用量の違いですが、滴数がサンテFXネオは1回2~3滴、サンテFXVプラスはビタミンB6がプラスで入っているため1回1~3滴でOKとなっています。

1日の使用回数はどちらも同じ5~6回となっています。

 用法・用量
ネオ1回2~3滴、1日5~6回点眼
Vプラス1回1~3滴、1日5~6回点眼

 

ソフトコンタクトレンズの上からの使用

サンテFXネオもサンテFXVプラスも添加物の「ベンザルコニウム塩化物」が入っています。ベンザルコニウム塩化物は角膜に吸着し目が炎症をおこすため、ソフトコンタクトレンズは外して点眼するようになっています。

価格(値段)の違い

サンテFXVプラスはビタミンB6が追加で入っていることから値段はサンテFXネオに比べ高くなっています。

価格コムで検索するとサンテFXネオは366円~886円、サンテFXVプラスは460円~950円となっています。

 

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サンテFXネオとサンテFXVプラスどっちがオススメ?

サンテFXVプラスにはビタミンB6が追加で入っていることから、値段が高くなっています。

目をすっきりさせたいだけであれば爽快感はどちらも同じのためサンテFXネオで充分かと思います。目の疲れがどうしてもとれない場合は、ビタミンB6が入ったサンテFXVプラスがオススメです。