ニキビに処方される薬がゼビアックスローション(成分名:オゼノキサシン)です。

ゼビアックス

出典 マルホ

 

ゼビアックスローションはニキビの原因となるアクネ菌や黄色ブドウ球菌の複製を抑えることで効果を発揮します。

ゼビアックスの使い方・塗り方は?
化粧水の上から塗っていい?

ゼビアックスローションが処方される患者さんから薬局で質問される内容を中心にまとめてみました。

ゼビアックスローションの使い方・塗り方

ゼビアックスローションは1日1回患部に塗ります。

2回以上使用すると効果が強くなるわけでなく副作用だけが強く現われてしまいます。
ゼビアックスは1日1回で十分効果があることが認められています。

また塗るタイミングですが、入浴後か洗顔後に塗るのがよいでしょう。
赤いニキビの場合は必ず洗顔後に塗ってください。

化粧水はつけていい?

「化粧水の上から塗っていい?」

よく聞かれる質問の一つです。

化粧水とゼビアックスローションを併用した時のデータは製薬メーカーにはないそうですが、清潔な状態で塗るのが最も効果的ですので化粧水などつける前にゼビアックスローションを塗るのがよいと思います。

現役薬剤師Yu現役薬剤師Yu

僕が薬局でも置いているのが富士フイルムから販売されている「ニキビケア用化粧品」です。

富士フイルムは元々フイルムメーカーでしたが、最近では独自の技術で医薬品や化粧品の開発にも力を入れています。

技術力の高い会社ですので、薬剤師目線でオススメできる商品です。

お得な1週間お手入れキットをぜひお試しください。


効果

表在性皮膚感染症の場合

有効率は70.0%というデータがあります。

13歳以上の表在性皮膚感染症(毛包炎、毛瘡)患者を対象に、本剤(1日1回夜)を7日間塗布した時の有効性及び安全性を検討することを目的として実施した非盲検非対照試験における有効率は70.0%(28/40例)であった。
 
引用元 マルホインタビューフォーム

ざ瘡(ニキビ)の場合

有効成分の入ってないプラセボ薬を使った場合、ニキビの減少率は29.0 8± 51.89%に対して、ゼビアックスを使うと49.15 ± 38.74%となりニキビに効果があるとされています。

アクアチムとゼビアックスの違い

ニキビの治療薬にはアクアチムクリームアクアチムローションがよく使用されます。

アクアチムローションとニキビ治療の比較をしたデータでは

薬品名 ゼビアックス アクアチム
ニキビ減少率 49.15 ± 38.74% 49.05 ± 38.84%

となっており、アクアチムとゼピアックスのニキビに対する効果にほとんど差はありません。

またニキビの原因菌別でみると2週間薬を塗った時の減少率は

P.acnes(アクネ菌)を減少させる効果

薬品名 ゼビアックス アクアチム
ニキビ減少率 61% 58.3%

S.epidermidis(表皮ブドウ菌)を減少させる効果

薬品名 ゼビアックス アクアチム
ニキビ減少率 74.2% 80%

となっており、アクネ菌にはゼビアックスが表皮ブドウ球菌にはアクアチムがやや効くということが分かるかと思います。

ディフェリンゲルとゼビアックスの併用・順番

ニキビ治療薬のディフェリンゲルとゼビアックスが併用された場合、ゼビアックスを朝、ディフェリンゲルを夜に塗ることをオススメします。

もし同時に使用する場合に医師からの指示がなければディフェリンゲルを先に塗った後、ゼビアックスを塗るのがよいでしょう。

ディフェリンゲルを先に塗る理由は、ディフェリンゲルはニキビ全体に対して効果があるのに対して、ゼビアックスは化膿のある部分だけに使用します。

つまり塗る面積がディフェリン>ゼビアックスとなりゼビアックスを塗り広げないためにも先にディフェリンゲルを塗ることが推奨されています。

ベピオゲルとゼビアックスの併用・順番

ニキビ治療薬のベピオゲルとゼビアックスを併用する時は、医師の指示がなければ先にベピオゲルを使用することが推奨されています。

理由はベピオゲルはニキビ全体に対して効果があるのに対して、ゼビアックスは化膿のある部分だけに使用します。

塗る面積がベピオゲル>ゼビアックスとなるため先にベピオゲルを塗ることが推奨されています。

妊娠中・授乳中の使用

ゼビアックスローションは製薬メーカーの説明書では「妊婦さんには使用しないことが望ましい」とされています。

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には使用しないことが望ましい。
〔妊娠中の使用に関する安全性は確立していない。〕

引用元 ゼビアックスローションインタビューフォーム

理由は妊婦を対象とした臨床試験を実施しておらず、妊娠中の方への使用経験がないためとなっています。

また授乳中についてはヒトにおける乳汁移行につ いては不明のため「授乳を避けること」とされています。

授乳婦には使用しないことが望ましいが、やむを得ず使用する場合には授乳を避けさせること。〔ラットにオゼノキサシンを皮下投与した時、乳汁中に移行することが認められている。〕

引用元 ゼビアックスローションインタビューフォーム